盛土対策課を新設/児童相談所職員を増員 静岡県が組織改編

 静岡県は2022年度の組織改編で、熱海市伊豆山地区で発生した大規模土石流を受け、盛り土の規制・監視体制を強化するため、くらし・環境部に盛土対策課を新設する。
 15人体制で発足し、盛り土の規制や監視に関わる業務を一元的に担う。伊豆山地区の復旧、復興を進めるため、熱海土木事務所に伊豆山地区復興支援課を設置し、職員6人を配置する。
 また、児童虐待の相談件数の増加を踏まえ、賀茂、東部、富士、中央、西部の各児童相談所の職員を計19人増員する。県警との連携を強化するため、各児童相談所に警察官を併任させる。
 このほか、法務文書課を法務課と文書課に再編。水利用課を水資源課、長寿政策課を福祉長寿政策課、地域農業課を食と農の振興課、給与課を給与審査課にそれぞれ改称する。

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