静岡市人口動態 社会減1000人超 2013年以降で最多

 静岡市の2021年の人口動態(外国人を含む)は転出者から転入者などを差し引いた社会減が千人を上回り、統計上比較可能な13年以降で最多となったことが9日までに、市への取材で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で外国人の転入が減ったことなどが要因とみられる。

静岡市の人口動態(社会増減)
静岡市の人口動態(社会増減)

 21年の社会減は1012人で、かろうじて4人の社会増となった20年から再びマイナスに転じた。内訳は日本人が628人、外国人が384人。首都圏への若者流出など日本人の転出超過が20年の227人から拡大したほか、外国人が7年ぶりに転出超過となった。コロナ禍で留学生や技能実習生らの入国が規制されたことなどが影響したとみられる。
 死亡者数が出生者数を上回る自然減の流れにも歯止めがかかっていない。21年は出生が4233人(前年比2・1%減)、死亡が8439人(同1・6%増)だった。自然減は4206人となり、5年前に比べて6割以上増えた。
 20年国勢調査確報によると、静岡市の人口は69万3389人で、5年前の前回調査から1万1600人(1・6%)減った。市は現在掲げている「25年に人口70万人維持」の目標について、23年度からの次期総合計画に盛り込まない方針を示している。
 1月1日現在の推計人口は68万7272人。

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