SNSで中傷被害 新型コロナ感染の男性が提訴 静岡地裁浜松支部

 新型コロナウイルスに感染した浜松市の不動産会社経営の男性が7日までに、会員制交流サイト(SNS)で誹謗(ひぼう)中傷され精神的苦痛を受けたとして、菊川市の男性に慰謝料など330万円の支払いを求める訴訟を静岡地裁浜松支部に起こした。

静岡地裁浜松支部
静岡地裁浜松支部

 訴状によると、2020年7月に感染した原告に関して、被告は短文投稿サイト「ツイッター」などに「極秘で家族とは別の女性と東京に旅行に行っていた」「あの社長は被害者ではなく加害者」といったうそや攻撃をあおるような内容を投稿したという。
 原告の元には脅迫やいたずらの電話が多数かかってきた。原告は「SNSへの投稿が感染者への差別や偏見を招くと容易に想定できる状況だった。プライバシー権などを侵害する不法行為に当たる」と主張している。
 被告は名誉毀損(きそん)の罪で掛川簡裁から罰金20万円の略式命令を受けている。

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