新幹線通学支援利用学生 動画絵コンテ制作 長泉ブランドPR
長泉町は5日、町の新幹線通学支援補助金を利用して首都圏などの大学に通う学生が、長泉ブランドに認定されている特産品のPR方法を生産者と考える「長泉ブランド未来型ワークショップ」をオンラインで開いた。学生31人が生産者の思いを聞き、魅力を発信するための動画の絵コンテ作りに挑戦した。

同ブランド認定品の長泉あしたかつ▽平野農園の完熟ブルーベリー▽大いちょう通りの大きな樹▽富士山溶岩チョコラスク-の生産者が協力した。
平野農園の平野則之代表(47)は、同町元長窪の農園から中継し、園内を案内しながらブルーベリーの栽培方法などを紹介。「多くの人に、長泉の大自然の中でブルーベリー狩りを体験してほしい」と思いを伝えた。
学生は認定品ごとのグループに分かれ、PR動画の構想を練った。物語仕立てにしたり、商品の製造風景を強調したりして、若者目線の絵コンテを仕上げた。
池田修町長は「生産者の気持ち、イメージを飛び越えた発想を提案してくれた」と講評した。