森町・小国神社で2年ぶり豆まき 年男役に演歌歌手松原さん
小国神社(森町一宮)で3日、恒例の節分祭が執り行われた。袋井市出身の演歌歌手松原健之さんと元宝塚歌劇団の女優天玲美音さんが一般奉仕者とともに年男、年女役を務めた。今回は2年ぶりに舞殿での豆まき神事も行われ、1年の開運厄除と新型コロナ収束へ願いを込めた。
色とりどりの直垂(ひたたれ)姿の奉仕者約50人が、拝殿での神事に臨んだ。柳と梅の木で作ったむちで柱を打ちつけて邪気を払う「鬼追(やら)い」や、「福笑い神事」などが行われた。福笑い神事では松原さんと天玲さん、打田文博宮司がコロナ禍に考慮して声量を落としながら「わっはっは」と声を上げて福を呼び込んだ。
神事後、奉仕者は舞殿へと上がり、参拝者に福豆や福餅などを投げた。密集を避けるため、豆まきは2回に分けて実施した。