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静岡人インタビュー「この人」 栗原東亜子さん 画家・北川民次を紹介する「ぎゃらりーバッタ」を運営する

 米国やメキシコで活動した北川民次(1894~1989年)の作品や愛用品を、園長を務めていた島田市のくりのみ保育園旧園舎で展示している。民次のいとこ、深見仙一郎さんを祖父に持つ。79歳。

栗原東亜子さん
栗原東亜子さん

 -開館の経緯は
 「祖父と終生の友として付き合った民次の作品を遺品として受け継ぎ、足跡を知ってもらおうと公開を決めた。島田市や近隣で活躍する芸術家の作品も幅広く紹介している」
 -開館1年半の成果は。
 「民次の作品に加え、江戸-大正期の志戸呂焼やつるしびななど10のテーマで企画展を行った。仲間がコレクションを寄せてくれ、地域に多くの作品が眠っていると実感した」
 -民次との思い出は。
 「旧園舎の建設時に『茶畑と母子』(75年)のステンドグラスを設置させてもらった。晩年はお気に入りの茶畑を案内されたこともある。若くして海外に渡り島田で過ごすことは少なかったが、作品に故郷への愛情を感じる」
 -今後の目標は。
 「地元でありながら民次の功績はあまり知られていない。作品に触れてもらいつつ、街中の小さなギャラリーに光を当てることで『文化芸術の街・島田』に貢献していきたい」
     ◇
 民次が好んで描き、自身の象徴とも言われるバッタ。ギャラリーには園児が描いたバッタも並ぶ。

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