浜松の園児が描いたパン商品化 杏林堂薬局が販売
杏林堂薬局(浜松市中区)は1日、幼児から募集した絵を基にした4種類のパンの販売を始めた。東区の同薬局和田店など手作りパン工房ナチュールが入る11店舗で扱っている。販売は2月末まで。
昨年秋にLPガス販売のエネジン(中区)と協力して市内の私立幼稚園や保育園を中心に絵を募った。応募作品648点の中から商品化したのは、いずれも鴨江幼稚園の城本瑠ちゃん(6)の「くまの3しょくぱん」、八木理仁ちゃん(4)の「肉食きょうりゅうパン」と、花園幼稚園の佐々木琴羽ちゃん(4)の「アイスパン」、朝田幼稚園の大谷彩心ちゃん(6)の「にこにこえがおのうさちゃんパン」。
くまの3しょくぱんは、ホイップとブルーベリージャム、いちごジャムをふんわりとしたパン生地に挟んで仕上げた。各129円(税込み)で店舗によって扱うパンは異なる。杏林堂薬局ドラッグストア営業本部の橋本梓さん(30)は「大人にはないアイデアが集まった。想像が商品になる楽しさを子どもたちに体験してほしい」と話した。このほかの入賞者は次の通り。
川上蓮平(あそびこども園)川合結人(さなる幼稚園)山中一起(バディ幼稚舎)久保田好華(花園幼稚園)高塚來那(湖東幼稚園)水嶋星那(城北幼稚園)宮崎夢、宮崎心花(百花幼稚園)