静岡県内初「ゾーン30プラス」 沼津、速度制限+舗装やポール

 沼津署と県警交通規制課、国土交通省沼津河川国道事務所、沼津市は1日、同市花園町地区を歩行者の安全を促す「ゾーン30プラス」として県内で初指定した。最高速度を時速30キロに制限する区域(ゾーン30)に、道路管理者と警察が連携して物理的な構造物を整備することで、交通安全を確保する取り組み。

「ゾーン30プラス」を示す道路標示=1日午後、沼津市花園町地区
「ゾーン30プラス」を示す道路標示=1日午後、沼津市花園町地区

 同署などによると、国道1号に面する同地区は、朝の通勤時間帯を中心に抜け道として利用する車が少なくない。同時に、高校生の自転車通学や小学生の登下校での利用も多いという。市は2017年に同地区生活道路対策協議会を設立し、自治会などと連携して歩行者の安全確保を目的とした道路整備を進めていた。
 同地区では、路側帯のカラー舗装やラバーポールの設置、「ハンプ」と呼ばれる緩やかな凸部を横断歩道に設けるなどして車両の速度抑制を促す。1日には、同地区の緑ケ丘交差点に看板と路面標示を設置した。
 同署の土屋直也交通1課長は「協議会で検討を重ね、住民全体の安全意識も高まった。生活道路は車と歩行者の距離が近い。ドライバーは速度を落とし、十分注意して運転してほしい」と呼び掛けた。

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