御殿場・樹空の森に“空中散歩”施設 難易度別にアスレチック12コース 3月オープン

 御殿場市印野の市有施設「富士山樹空の森」に3月中旬、アスレチック施設「フォレストアドベンチャー・御殿場」がオープンする。運営するフジコー(三島市)が31日、発表した。安全装置を着用して樹木の上に設置された足場に登り、木から木へと空中散歩を楽しめる。

フォレストアドベンチャー・御殿場のイメージ(フジコー提供)
フォレストアドベンチャー・御殿場のイメージ(フジコー提供)

 森林内に難易度が異なる12のコースを設ける。木の間を滑空する「ジップスライド」や、11メートルの高さから飛び降りる「ターザンスイング」など、全国の類似施設で最大規模となる100のアクティビティを用意する予定。
 利用者は講習を受けた後、90分間自由に体験できる。料金は4千円(税込み)からの予定。フジコーは三島スカイウォーク(同市)でも同様の施設を運営している。
 御殿場市は新施設を新たな観光資源と捉え、誘客や旅行商品開発に力を入れる。大型商業施設来場者の市内回遊促進が課題となる中で、勝又正美市長は「樹空の森を(大型施設と他を結ぶ)公共のハブ施設にする」と述べた。

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