やっと迎えた「開幕」 静岡ブルーレヴズ快勝 ラグビーリーグワン

 ラグビーのリーグワン1部第4節は30日、磐田市のヤマハスタジアムなどで2試合を行い、静岡ブルーレヴズは36―13でNTTドコモレッドハリケーンズ大阪に快勝し、“初陣”を飾った。前半に1点差まで迫られたが、後半に突き放した。静岡は新型コロナウイルスの影響で開幕から3試合が中止となり、規定により3連敗。25日に全体の活動を再開したばかりだったが、5トライを奪って勝ち点5を獲得した。

静岡―大阪 後半9分、キックパスをダイレクトキャッチしトライを決める静岡のツイタマ(右)=ヤマハスタジアム
静岡―大阪 後半9分、キックパスをダイレクトキャッチしトライを決める静岡のツイタマ(右)=ヤマハスタジアム
リーグワンの初戦を迎え激しくボールを奪いに行く大戸(中央)ら静岡ブルーレヴズフィフティーン=30日午後、磐田市のヤマハスタジアム
リーグワンの初戦を迎え激しくボールを奪いに行く大戸(中央)ら静岡ブルーレヴズフィフティーン=30日午後、磐田市のヤマハスタジアム
静岡―大阪 前半4分、先制トライを決める静岡の清原(手前右)=ヤマハスタジアム
静岡―大阪 前半4分、先制トライを決める静岡の清原(手前右)=ヤマハスタジアム
初戦に勝利しスタンドのファンに手を振る静岡ブルーレヴズフィフティーン=30日午後、磐田市のヤマハスタジアム
初戦に勝利しスタンドのファンに手を振る静岡ブルーレヴズフィフティーン=30日午後、磐田市のヤマハスタジアム
静岡―大阪 後半9分、キックパスをダイレクトキャッチしトライを決める静岡のツイタマ(右)=ヤマハスタジアム
リーグワンの初戦を迎え激しくボールを奪いに行く大戸(中央)ら静岡ブルーレヴズフィフティーン=30日午後、磐田市のヤマハスタジアム
静岡―大阪 前半4分、先制トライを決める静岡の清原(手前右)=ヤマハスタジアム
初戦に勝利しスタンドのファンに手を振る静岡ブルーレヴズフィフティーン=30日午後、磐田市のヤマハスタジアム


静岡(5) 36(14―13 22―0)13 大阪(0)

 ■攻め続け 勝ち点5
 静岡が逆境をはね返した。14―13と1点リードの後半9分、SO清原のキックパスを左サイドのWTBツイタマが好捕してトライ。流れを引き戻した。南アフリカ代表の活動のため、合流が遅れていたナンバー8のスミスを中心に敵陣で攻め続け、5トライを奪う快勝。3トライ差以上の勝利で追加されるポイントも含めた勝ち点5を獲得した。
 「上を向いて準備することができた。最後まで攻め続けるマインドを持った選手を誇りに思う」と堀川監督。チーム内に新型コロナウイルスの陽性者が相次ぎ、3試合が中止。25日に全体の活動を再開したばかりだったが、公式戦通算100試合目だった主将のLO大戸は「会場の演出や雰囲気が素晴らしく、メンタル的な部分が自分たちの体を動かしてくれた。県全体に愛されるチームになるという思いがさらに強くなった」。今年から始まった新リーグで新しい歴史をつくろうと、ピッチ内外が一体になった。
 堀川監督は隔離期間中、オンラインで選手と積極的にコミュニケーションを取った。その中で「困難な状況だからこそ、日本一を目指しましょう」との返信が印象に残っている。諦めている選手はいなかった。SH矢富勇は「良い形で一歩を踏み出せたが、5ポイント(勝ち点5)を積み重ねていかないと、現実的には厳しい」とコロナ下の戦いに覚悟を持って臨む。

 ■復活の日野 役割果たす
 昨年1月のトップリーグ開幕戦で左アキレス腱(けん)を負傷した日野が後半から出場し、チームの快勝に貢献した。「(自身の投入は)セットプレーを落ち着かせるのが狙いだと思ったので、まずはスクラムやラインアウトで役目を果たそうと思った」と日野。
 長いリハビリ期間、そしてチームを襲った新型コロナの影響を乗り越え「いろいろと思うところもあったが、戻って(メンバーに)選んでもらった責任を果たすだけだった」と、20日に32歳になったベテランは頼もしい言葉を口にした。
 

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