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静岡人インタビュー「この人」 杉浦ふみさん 磐田市のギャラリーで閉館前最後の作品展を開いた手芸作家

 使わなくなった着物の帯などをバッグにリメークした作品を約15年前から制作している。10日、閉館した磐田市見付の「思い出の家ギャラリー」で最後の作品展を開いた。75歳。

杉浦ふみさん
杉浦ふみさん

 -ギャラリーでの思い出は。
 「2015年4月の開館から毎年、作品展を開いてきた。お客さんに鑑賞してもらいながらゆったりと話すことができる場所になった。他の作家とも知り合い、交流できた。閉館は寂しいが、自身の作品展で締められてうれしい」
 -「帯バッグ」を作り始めたきっかけは。
 「元々服を作っていて、浜松市天竜区で作品展を開く際、地域の方に帯を提供してもらったのが始まり。帯はとても高価。最初は抵抗があったが、たんすで眠る帯も多くもったいないと思う。日本の伝統を将来に残していきたい」
 -作品づくりの魅力は。
 「帯の形や色によって一つ一つ違うバッグができる。着物を着る機会は減ったが、洋服を着ていてもなじむような生まれ変わった帯を持ち歩けるのが魅力」
 -今後の抱負は。
 「できる限り制作を続け、地元の浜松市でも作品展を開きたい。友人から帯の提供を受け、制作もしている。自分が楽しみながら、持ち主に喜んでもらえるバッグを作りたい」
     ◇
 工房は自宅。マイペースで作業に励む。
 

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