県立学校、部活の対外活動中止 川勝知事「最高度の対策を」

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、静岡県教委は26日までに、県立学校に対して部活動の対外活動中止を通知した。学校の状況に応じた時差通学や分散登校の実施、不織布マスクの正しい着用徹底なども呼び掛けた。川勝平太知事は同日の記者会見で「第5波までと異なり、室内での部活動などが感染拡大の大きな要因になっている。最高度の厳重な対策を取ってほしい」と強調した。
 クラスター(感染者集団)が相次いでいる部活動について、県教委は接触や向かい合った発声を伴う活動に注意を促し、「効率的で短時間、少人数の活動」とする工夫を各校に求めた。公式大会への参加は校長の判断で可能とする。
 県教委によると、今月1~25日に県立高で885人、特別支援学校で28人、政令市立を除く公立小中学校で431人の児童生徒の感染が確認された。26日の時点で県立学校は8校が臨時休校、7校が学年閉鎖、2校が学級閉鎖をした。政令市立以外の公立小中学校は6校が臨時休校、5校が学年閉鎖、7校が学級閉鎖をした。
 保健所機能の逼迫(ひっぱく)で積極的疫学調査の対象範囲が縮小されたため、県立学校は昨年8月に文部科学省が示したガイドラインに基づいて休校などの対応を判断している。保健所や学校医の助言を受けながら、濃厚接触者の検査結果が出るまでの期間や、同一クラスで複数人の感染が判明したり、感染者の周囲に風邪症状の児童生徒がいたりする場合に、学級閉鎖や学年閉鎖などの実施を判断する。

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