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熱海土石流 土砂搬入業者の関係先捜索 静岡県警、搬出元など特定へ

 26人が死亡し、1人が行方不明になっている熱海市伊豆山の大規模土石流で、静岡県警は26日午前、崩落の起点となった盛り土部分を含む土地に土砂を運搬、搬入した神奈川県内のダンプ事業者などの家宅捜索を始めた。捜査員が業務上過失致死容疑などで複数の事業所に一斉に立ち入り、関係資料を押収する作業などを進めた。

盛り土造成に関与したとみられる会社に家宅捜索に入る捜査員=26日午前8時半ごろ、神奈川県内
盛り土造成に関与したとみられる会社に家宅捜索に入る捜査員=26日午前8時半ごろ、神奈川県内
盛り土造成に関与したとみられる会社に家宅捜索に入る捜査員=26日午前8時半ごろ、神奈川県内
盛り土造成に関与したとみられる会社に家宅捜索に入る捜査員=26日午前8時半ごろ、神奈川県内
盛り土造成に関与したとみられる会社に家宅捜索に入る捜査員=26日午前8時半ごろ、神奈川県内
盛り土造成に関与したとみられる会社に家宅捜索に入る捜査員=26日午前8時半ごろ、神奈川県内

 土石流を巡り、県警は昨年10月に盛り土部分を含む土地の現旧所有者の関係先を捜索するなど本格捜査に乗り出している。これまでに盛り土の造成計画が熱海市に受理された2007年以降、個人事業主を中心に三十数社のダンプカーが土砂の運搬や搬入などに携わり、現場に出入りしていたとみられることが分かった。県警は運搬責任者や運転手らへの聞き取り調査も進めた上で土砂や建設残土の搬出元などを特定し、実態解明につなげる。
 神奈川県小田原市にある建築土木業務の施工請負会社の事務所には、午前8時半ごろに複数台の捜査車両が到着。従業員とみられる関係者の立ち会いの下で捜索が始まった。同県二宮町の建設関連会社でもほぼ同じころ、捜査員5人が段ボールなどを手に建物内に入った。
 県警は昨年10月、計百数十人の捜査員を投入し、業務上過失致死などの疑いで、盛り土を含む土地を11年まで所有していた不動産管理会社(同県小田原市)の代表と、現所有者の関係先を家宅捜索。12月には遺族5人から出ていた代表と現所有者に対する殺人容疑の告訴状を受理した。
 県警は、不動産管理会社の代表らがダンプで運び込まれた土砂の総量について、熱海市に申請した許容量を大幅に超えると認識していた可能性も視野に入れ、立件の可否などを検討する。

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