「まん延防止」3週間程度 静岡県、政府に要請 検査パッケージ停止へ【新型コロナ】

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、静岡県は21日午後、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請した。対象は県内全域。期間は来週後半から2月中下旬まで3週間程度の見込み。ワクチンの接種証明か検査の陰性証明の提示で行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」は停止する方向で調整している。

飲食店への要請内容に関する静岡県の検討案
飲食店への要請内容に関する静岡県の検討案

 静岡県の要請を受け、政府は25日にも決定する方針。県はその後、飲食店の営業時間短縮など県民への要請内容を公表する。学校や部活動で感染が拡大していることを踏まえ、県教委は時差通学や部活動の対外活動自粛などを選択肢に対応を検討している。
 県によると、感染症対策を講じた「認証店」は「午後9時まで営業し、午後8時まで酒類を提供できる」か「午後8時まで営業し酒類は提供しない」のどちらかを選択できる案を軸に調整を進めている。酒類を提供する場合、売上に応じて1日当たり2万5千~7万5千円の協力金を支払い、酒類を提供しない場合は同3万~10万円とする。非認証店は午後8時までの営業で酒類の提供は自粛を求め、協力金は同3万~10万円とする方向。
 杉山隆通危機報道官は記者会見で「重点措置の効果や飲食店に制限を掛けることへの批判は承知しているが、未曽有の感染拡大が続いている。感染を抑え込むには重点措置の適用要請はやむを得ないと判断した」と述べた。

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