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静岡人インタビュー「この人」 大久保英質さん ショパン国際ピアノ・コンクールで調律師を務めた

 河合楽器製作所の原器課長兼音造りグループ長。メーンチューナーとして、2021年10月にポーランド・ワルシャワで開かれた国際音楽コンクールに参加した。一級ピアノ調律技能士。47歳。

大久保英質さん
大久保英質さん

 ―コンクールの支援態勢は。
 「9月21日に現地入りし、総勢8人で出場者を支援した。内訳は調律師6人とケア専門のアーティスト・サービス2人。活動内容はピアノ調律と練習場の確保に加え、食事をはじめとする生活全般に及んだ」
 ―心掛けたことは。
 「使用ピアノを選ぶセレクションが予選前にあり、6人が河合楽器製作所を選んでくれた。最高の状態で演奏に臨み、期間中はストレスなく過ごしてもらえるように気を配った」
 ―コンクールの総括を。
 「6人のうち半数が本選に進み、うち2人が2位と6位に入賞した結果はうれしかった。ただ、通らなかった出場者のことを思うと、毎回100%の満足感はない。自分たちの支援は万全だったのかを振り返り、次回に生かしたい」
 ―なぜ調律師に。
 「高校生までピアノを続け、習っていた先生に調律師という仕事があると教えてもらった。普段は磐田市の竜洋工場で、ピアノの音や手触りを調整する最終工程の仕事に従事している」
     ◇
 趣味は食べ歩き。ジャンルは問わないという。
 

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