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静岡人インタビュー「この人」 守安史子さん 静岡県茶業会議所職員

 茶業に関わる女性の横の連携を強め、その視点や感性を引き出そうと、プロジェクト「茶W(ちゃだぶりゅー)」を立ち上げた。鹿児島のハンドボール実業団選手、東京のレストランマネジャーを経て地元に戻り、茶業発展に尽力する。

守安史子さん
守安史子さん

 ―スポーツから食の世界へ転身した経緯は。
 「トレーニングの一環として食を強制され、つらかった時に、カフェの店員と料理に心身が癒やされたのがきっかけ。勤務先のレストランでは、生産者の思いを一皿に込めて、一連のストーリーと共に客に提供する喜びを知った。大好きな地元で経験を生かせたらと3年前にUターンした」
 ―茶業との縁は。
 「親戚に茶農家が多い。産地や生産者に関わる仕事を探していたら、偶然求人があった」
 ―茶の価値、魅力とは。
 「ワインと同じように、生育環境による特性(テロワール)がある。味も香りも作り手も、とても多様」
 ―茶と消費者、理想の関係は。
 「ワインはワイナリーごとにファンがいる。茶も、生産者や茶商それぞれにファンがつくといい。消費者個々人が場面ごとに『癒やされる茶』を見つけて楽しんでほしい。業界の黒子として、両者がつながるよう後押ししたい」
     ◇
 茶を介して自身と向き合う「茶とヨガ」などのイベントも企画している。

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