利水関係協議会 静岡県庁で20日開催【大井川とリニア】

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を巡り、県は13日、流域市町や利水団体と構成する大井川利水関係協議会を県庁で20日に開き、国土交通省専門家会議の中間報告について流域関係者に説明すると発表した。
 水の恩恵を受ける島田、焼津、掛川、藤枝、袋井、御前崎、菊川、牧之原の8市と吉田、川根本の2町の首長らをはじめ、土地改良区など11の利水団体の代表が参加する。
 国交省会議にオブザーバーとして出席していた難波喬司副知事が中間報告の概要を説明し、県専門部会長と国交省会議委員を兼ねる森下祐一静岡大客員教授らとともに、首長や利水団体代表の疑問に答える。
 会合は公開し、県ホームページで動画配信する。同協議会の開催は2019年5月以来となる。

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