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静岡人インタビュー「この人」 宮本佐知子さん NPO法人フロンティア清沢の「清沢レモン部長」 

 静岡市葵区の中山間地「清沢地区」で、地場産レモン「清沢レモン」の特産化に尽力する。メンバーと共に生産者から買い上げたレモンの販売や加工商品開発、販売促進に知恵を絞る。長野県出身、49歳。

宮本佐知子さん
宮本佐知子さん

 -取り組みの手応えは。
 「構想から10年、栽培を手掛ける家は100軒を超え、耕作放棄地の活用も進んできた。数本を大事にする人から数百キロを生産する人まで、地域一丸となって育てている実感がある」
 -清沢レモンの特徴は。
 「栽培地としては気温が低いせいか、酸味と香りが強く、味のファンが多い。好んで使ってくれる地元のケーキ店や飲食店もあり、毎年収穫に合わせて多くの購入予約をいただく」
 -昨年の寒波の影響は。
 「今季の収穫が始まったが、樹勢が衰えた木も見られ、生産は減る見込み。需要は増す一方なので心苦しい。苗木の購入支援や技術講習などを通じ、できる限り早い再生を支えたい」
 -特産化において心掛けることは。
 「清沢レモンのおいしさを前面に出すこと。栽培に農薬を使わず、調味料やジャムなどの加工品にも添加物を一切使用しないなど、安全安心にも配慮している。これからも、おいしさをそのまま届けることを第一に考えていきたい」
     ◇
 結婚を期に清沢に移り住んで20年。自然豊かな暮らしが気に入っている。
 (社会部・西條朋子)

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