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静岡人インタビュー「この人」 小林雄二さん 三遠南信自動車道の青崩峠トンネルの静岡県側掘削工事を統括

 建設会社安藤・間(東京都)の池島トンネル作業所所長。過去の仕事はトンネル建設が中心で、10本を超える掘削に携わった。工事開始に伴い、生活の中心を天竜区水窪町の寮に移した。新潟県出身。59歳。

小林雄二さん
小林雄二さん

 -静岡・長野県境の青崩峠の印象は。
 「仕事を任されたとき『青崩』の名前からして大変そうに感じた。ふたを開けてみると予感どおり、過去に経験したことのない、一番の難工事となった」
 -仕事の面白さは。
 「跡に残る仕事であることと、地域の人の期待、希望を背負いながら仕事をするというところ。すごくやりがいになっている。開通後は多くの人が喜んでくれるのもうれしい。休日は地域の祭に参加するなど住民との交流を楽しんでいる」
 -大変なところは。
 「橋など地上での建設とは異なり、さまざまに変化する岩盤を相手に建設するところ。過去の経験を生かし、臨機応変に掘削方法や設計を再検討する能力が求められる。あと、穴の奥深くが職場となるため、景色が変わらないのがつらい」
 -難工事に挑戦して。
 「今回の工事は非常に大きな経験になっている。他にも日本には難工事とされる建設現場が数多くあるが、自信を持って挑戦していく心構えができた」
     ◇
 35年ぶりに250ccのバイクを購入し、休日は北遠のツーリングを楽しむ。
 (浜松総局・中井公一)

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