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静岡人インタビュー「この人」 福島正義さん 佐鳴湖に流入するごみを拾い続ける 

 年間40万人以上が散歩やジョギングなどを楽しむ浜松市中、西区の佐鳴湖。湖岸の汚れぶりを見て決意し、月に10~15日ほど、ほぼ独りでボランティアの清掃活動を続けている。埼玉県川越市出身。81歳。

福島正義さん
福島正義さん

 ―湖岸のごみとは。
 「ペットボトルや弁当容器といった家庭ごみから、自転車、家電製品などの粗大ごみまで幅広い。2020年2月に活動を始め、70リットル袋で550袋以上のごみを拾ったが、なくならない。多くは佐鳴湖に流入する段子川から運ばれてくる」
 ―環境への影響は。 
 「ビニール袋や他のプラスチックごみを餌と間違って食べた魚やカメの死骸が見られる。佐鳴湖は浜名湖を経由して遠州灘につながっている。佐鳴湖のごみはマイクロプラスチックになり、海洋も汚染している」
 ―ごみはなくせるのか。
 「ごみを捨てない人を増やすことが大事。昨年7月以降、佐鳴湖周辺の7小中学校で出前講座を行い、児童生徒計650人に汚染の実態を伝えた。子どもたちは大人以上に環境意識が高く、ショックを受けていた」
 ―今後の活動予定は。
 「21日まで市役所ロビーでパネル展を開いている。市民の憩いの場である佐鳴湖の環境問題を国連の持続可能な開発目標(SDGs)推進と結び付けて認識してもらえたらうれしい」
     ◇
 ジョギングが趣味。佐鳴湖は約3千回周回した。

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