受験シーズン“第6波”警戒 公立中等部、私立中で入試 静岡県内

 静岡県内の公立高中等部3校と私立中26校で8日、2022年度の入学者選抜試験が始まった。全国で新型コロナウイルスのオミクロン株の感染確認が相次ぎ、県内の感染者数も再び増加傾向に転じるなど“第6波”の拡大に警戒感が強まる中で、県内の子どもたちが受験シーズンを迎えた。3月まで、高校や大学の入試が続く。

緊張感漂う中、静かに試験開始を待つ受験生ら=8日午前、浜松市中区の浜松西高中等部(画像の一部を加工しています)
緊張感漂う中、静かに試験開始を待つ受験生ら=8日午前、浜松市中区の浜松西高中等部(画像の一部を加工しています)

 県教委などによると、公立高中等部の倍率は、清水南0・91倍(受験者数109人)、浜松西2・18倍(同349人)、沼津市立1・33倍(同106人)。初日は総合適性検査と作文を行った。9日には面接を行う。
 各校では昨年の入試と同様、新型コロナの濃厚接触者はPCR検査の陰性や無症状、公共交通機関を使わないことなどを条件に、別室受験を可能とした。私立中は西遠女子学園以外が試験を行った。
 浜松市中区の浜松西高中等部には午前8時ごろから続々と受験生が集まった。付き添いの保護者から励ましの言葉を受け、昇降口で手指の消毒を済ませて教室に入った。緊張感が漂う中、試験官から注意事項を聞き、チャイムの合図とともに最初の科目の「作文」に臨んだ。
 保護者の女性パート従業員(46)=東区=は「年末年始は手洗いやうがいを徹底し、体調を崩さないよう自宅で過ごさせた。力を出し切ってほしい」とわが子を見送った。
 同校は前日に全ての机と椅子を消毒し、教室やトイレの前など、各所に消毒液を設置して受験生を迎えた。
 

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