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特集 : 熱海土石流災害

盛り土経緯 現旧所有者に静岡県聞き取り 「詳細不明」回答

 熱海市伊豆山で発生した大規模土石流の原因や責任の所在を調査している県が、崩落の起点となった土地の現旧所有者から盛り土造成の経緯や工法について聞き取りを行っていたことが28日、関係者への取材で分かった。
 関係者によると、現旧所有者はいずれも詳細は分からないと回答した。聞き取りは年明け以降も継続するという。
 2011年まで起点の土地を所有した不動産管理会社(神奈川県小田原市)の代表は、土砂崩落の危険性を認識していなかったと主張。起点の土地に土砂を運んだのは別の業者だとして、詳しいことは分からないと述べた。現所有者は自身が土地を取得して以降は盛り土をしていないと説明した。
 不動産管理会社の代表への聞き取りは27日に静岡県庁で、現所有者への聞き取りは16日に東京都内でそれぞれ行われ、いずれも弁護士が同席した。
 代表は11年2月、市による再三の指導に改善策を講じないまま、盛り土を含む土地の所有権を現所有者に移転した。県と市は条例に基づく措置命令や停止命令を検討したものの、代表側が一部実施した防災工事で「一定の安全性が担保された」として、最終的に発令を見送っていた。

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