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原子力災害備え 中電、掛川市に福祉車両を配備

 中部電力は22日、原子力災害時に要支援者の避難に使う福祉車両4台を掛川市に配備した。2019年12月に市と締結した要支援者の安全確保に関する協定に基づく対応。市は平常時、デイサービスの送迎など社会福祉や医療分野で活用する。

福祉車両に搭載された機能を確認する関係者=掛川市の市総合福祉センター
福祉車両に搭載された機能を確認する関係者=掛川市の市総合福祉センター

 市総合福祉センターで式典を開き、中電浜岡原子力総合事務所の増田博武所長が「浜岡原発の安全を第一に、丁寧なコミュニケーションを保っていく」とあいさつした。久保田崇市長は「(計画に定められた)避難先との関係を普段から構築する取り組みも考えなければならない」と述べた。
 車両4台のうち2台は、車いすで乗降できるリフトや固定器具を備えている。久保田市長が車いすに乗り、機能を確かめた。

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