テーマ : 熱海土石流災害

熱海盛り土造成、3月参考人招致 市議会百条委

 熱海市議会は23日、同市伊豆山の大規模土石流に関する調査特別委員会(百条委員会)を開き、起点の盛り土が造成された当時の市と県の職員、土地の現旧所有者、施工者への参考人招致を3月に実施し、回答が不十分な場合は4月に証人尋問を行う方針を固めた。
 会合は非公開。現時点で9人の市議が寄せている現旧所有者らに対する約80件の質問内容が報告された。稲村千尋委員長によると、現旧所有者が防災設備を整備しなかった理由や崩落の危険性を認識していた行政の対応を問う質問が出た。
 百条委は1月12日まで質問通告を受け付ける。参考人招致は2月上旬に対象者を決めて3月に複数の日程を設けて実施する。
 盛り土に関する市と県の行政文書で、黒塗りになっている部分の開示を正式に求めることも全会一致で決めた。近く市と県に要求文書を提出する。

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