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静岡市「どうする家康」大河ドラマ館開設へ 2023年、閉館の市文化財資料館建物を活用

 静岡市は、徳川家康が主人公の2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送開始に合わせ、静岡浅間神社境内にある市文化財資料館(葵区)に大河ドラマ館を開設する方針を固めた。近く静岡商工会議所などと官民組織を設立し、観光振興や歴史文化の発信につなげる。22日までの関係者への取材で分かった。

大河ドラマ館の開設が検討されている静岡市文化財資料館=22日午前、同市葵区
大河ドラマ館の開設が検討されている静岡市文化財資料館=22日午前、同市葵区

 同資料館は今月26日に閉館予定で、閉館後の利活用策が注目されていた。資料館の展示品を移設した後、現在の建物を活用する見込み。展示内容は今後詰めるが、大河ドラマの世界観を伝える展示や市の歴史・観光スポットの紹介などが中心になるとみられる。
 大河ドラマの放送が始まる23年1月には、葵区の旧青葉小跡地に市歴史博物館がオープンする。家康の一生や今川家の歴史に触れる展示が中心で、関係者からドラマ館との相乗効果を期待する声が高まっている。市は駿府城公園や静岡浅間神社、臨済寺をはじめとする市内の周遊を促し、地域経済の活性化につなげることを目指す。

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