清水区出身の社長訪問、人材育成で意見交換 都内で静岡市長

 静岡市の田辺信宏市長は20日、東京タワーの塗り替えなどを手掛ける東京都大田区の平岩塗装を訪ね、同市清水区(旧蒲原町)出身の平岩敏史社長と人材育成のあり方について意見交換した。市民や同市出身者の話を聞く「市長ミーティング室」の一環として、都内で初めて開いた。

平岩社長(右)から東京タワーの塗装工事について説明を受ける田辺市長=東京都大田区の平岩塗装
平岩社長(右)から東京タワーの塗装工事について説明を受ける田辺市長=東京都大田区の平岩塗装

 同社は16年前から毎年、高卒採用を継続している。体力的に厳しく職人不足が続く業界で離職者を出さないために、平岩社長は「仕事の達成感をどう味わってもらえるかを常に考えている」と説明。社員に対し、塗装を手掛けた東京タワーなどの現場へ家族を連れて行くよう指導していると紹介した。
 田辺市長は「揺るぎない信念で人材育成している。ヒントをもらった」と今後の市政運営に役立てる意向を示した。
 市長ミーティング室は3年目。これまでは市民と意見交換してきたが、首都圏での人的ネットワークも広げようと出身者を訪ねた。21日にもデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する企業の創業者と、デジタル人材の育成について意見を交わす。

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