23年大河ドラマ「どうする家康」 静岡県内でのロケ、NHKに要望
静岡県や静岡、浜松両市など徳川家康ゆかりの地の関係者でつくる「全国家康公ネットワーク」は16日、東京都渋谷区のNHK放送センターを訪れ、家康が主人公となる2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」のロケ地に静岡市や浜松市などを選ぶよう要望した。

同ネットワークを構成する徳川記念財団の徳川家広理事長は「いやが上にも地元の期待が高まっている。ドラマを起爆剤とし、観光需要を喚起したい」とNHKの若泉久朗理事らに訴えた。「これまでも地元の期待に応えてきた」と前向きな回答があったという。
静岡、浜松、愛知県岡崎の各市、各商工会議所の幹部が同行し、映画やドラマのロケ地として活用されてきた実績などをアピールした。ロケ地誘致のほか、静岡、浜松市で設置が検討されている大河ドラマ館への協力なども求めた。