SNSの危険性伝える スマイリーキクチさん 静岡城北高で講座
静岡市葵区の静岡城北高は15日、インターネットヒューマンライツ協会の代表を務めるスマイリーキクチさんを招いた思春期講座を同校で行った。

スマイリーキクチさんはネットで誹謗(ひぼう)中傷された経験を基に、風評被害の実態やSNSの危険性などを全国で講演している。生徒は自分が加害者にならないためのネットの正しい使い方と情報リテラシー、被害者になってしまった場合の対処法を学んだ。
同校が今年1月にインターネット上で誹謗中傷を受け、スマイリーキクチさんから励ましの手紙をもらったことをきっかけに交流が続いている。2年の女子生徒(16)は「ネットの情報全てを信じるのではなく、一度疑ってみることが大事だと分かった」と話した。