夜間中学、23年4月開校へ 静岡県議会で教育長方針

 静岡県議会2月定例会は4日、自民改革会議の渡瀬典幸氏(袋井市・森町)、公明党県議団の牧野正史氏(静岡市駿河区)、ふじのくに県民クラブの岡本護氏(浜松市中区)、自民改革会議の天野一氏(静岡市葵区)が一般質問を行った。木苗直秀教育長は設置を予定している夜間中学について、2021年度に有識者会議を開いて規模や候補地などの学校像を検討し、23年4月の開校を目指す方針を表明した。牧野氏への答弁。
 木苗教育長は「入学希望者が多くの地域にわたることから、設置の効果が十分に発揮できるよう、市町と連携を図りながら具体化に向けて取り組む」と開校に向けた考え方を示した。
 静岡県教委義務教育課によると、夜間中学の生徒は不登校で十分な義務教育を受けられずに卒業した人や、日本語の習得が不十分な外国人らを想定している。学び直しを希望する幅広い年齢層が対象になる見込み。
 有識者会議は21年度に3回程度開き、外国人や引きこもりの人の支援団体、国際交流協会の関係者、大学教授らで構成。実態を踏まえてICTの活用や市町との連携、教育内容などを含めた学校の在り方を検討する。
 同課の担当者は「夜間中学で学ぶ人の日本語力や知識レベルがまちまちで、どのように対応するのかが課題。有識者会議はその辺りも含めて議論してもらう」としている。(政治部・大橋弘典)

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