沼津鉄道高架、行政代執行 川勝知事が元地権者訪ね「おわび」

 JR沼津駅付近鉄道高架事業に必要な沼津市原地区の新貨物ターミナル整備の用地取得で、静岡県の川勝平太知事は、県による行政代執行(強制収用)の対象となった土地の元地権者1人と23日に面会していたことを明らかにした。

 知事は富士山の日(23日)の関連行事が行われた御殿場市からの帰途、最後まで土地の明け渡しに応じなかった元地権者宅を訪ねた。「代執行に至ったことを心からおわびする」と語り掛けたところ、元地権者は「おわびには及ばない。個人の信念で土地を譲らなかった」と答えたと説明した。
 知事は元地権者について「最後まで節を曲げず、真にご立派だった」とし「沼津市の発展に向けた歴史の一ページに残るとお伝えした」と述べた。
 同行した県幹部によると、アポイントなしの急な訪問だったが、知事と元地権者は約5分間、穏やかに立ち話をしたという。

SNSでシェアするSHARE

いい茶0