国のスーパーシティ構想 浜松市長、特区指定に応募表明 

 鈴木康友浜松市長は23日、規制改革を先取りし、最先端都市の実現を目指す国の「スーパーシティ構想」の特区指定に応募すると正式に表明した。健康寿命の長さ、ものづくり産業の集積といった同市の特徴を生かし、人工知能(AI)やビッグデータといった技術を組み合わせて医療、交通など市民サービスの向上を図る。

浜松市のスーパーシティ構想の概要
浜松市のスーパーシティ構想の概要
浜松市が目指すスーパーシティについて説明する鈴木康友市長‖23日午後、同市中区のアクトシティ浜松コングレスセンター
浜松市が目指すスーパーシティについて説明する鈴木康友市長‖23日午後、同市中区のアクトシティ浜松コングレスセンター
浜松市のスーパーシティ構想の概要
浜松市が目指すスーパーシティについて説明する鈴木康友市長‖23日午後、同市中区のアクトシティ浜松コングレスセンター

 鈴木市長は、同日オンライン開催したシンポジウムで浜松市版スーパーシティ構想の概要を説明した。目指す姿を英語で幸福や健康を意味する「ウェル・ビーイング」スーパーシティと定義。“身体と経済の健康”を柱に「市民生活の質向上を目指す」と述べた。
 注力分野には「持続可能な医療提供体制」「次世代交通システム」など四つを挙げた。具体的な取り組みとして移動診療車による遠隔診療、地域資源を活用した配車システムなどを紹介。AIを使う無人健康相談ボックス、自動運転車活用の案も披露した。データや個人情報は法律や保護の基準に沿って使う。
 同構想を巡っては4月の締め切りを前に、全国の自治体で応募に向けた動きが相次いでいる。市は特区で先端的サービスを担う事業者候補として、33社・団体を選定済み。3月12日までホームページや市役所などで市の構想を公開し、市民の意見を募る。

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