浜松球場解体「早くても4、5年先」 市の方針案 

 浜松市が16日までにまとめた四ツ池公園運動施設(中区)内の市営浜松球場解体と市内他球場への機能移転の方針案は、近く開催される市議会の大型公共施設建設調査特別委員会の準備会合で示される。特別委は本年度末までに、陸上競技場を含めた公園の再整備方針を固める。

浜松市役所
浜松市役所

 機能移転の具体的なスケジュールは定まっていない。各会派にはさまざまな意見があり、浜松市の構想がそのまま受け入れられるかは、現時点で不透明な状況だ。
 静岡県が遠州灘海浜公園篠原地区(西区)に計画する新球場の完成時期が見通せなければ解体着手は難しく、四ツ池公園の陸上競技場を建て替える同公園の再整備は「早くても4、5年先」(市関係者)との見方もある。
 浜松市の方針案は、既存の硬式野球場の明神池運動公園野球場(浜北区)、船明ダム運動公園野球場(天竜区)などの改修と、静岡県の新球場整備により、浜松球場が担ってきたプロ野球や高校野球県大会の会場を確保する。
 静岡県は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新球場の基本計画策定を2021年度以降に延期した。浜松市関係者は「新球場の整備時期や規模などが決まるまで機能移転を進めるのは困難」とみる。少なくとも数年は浜松球場と陸上競技場の継続が必要で、浜松市は21年度当初予算案に改修工事費などを計上した。

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