知的障害の新特別支援学校、静岡視覚に併設方針 静岡県教委

 静岡県教委は25日までに、知的障害対象の新たな特別支援学校の本校を県立静岡視覚特別支援学校(静岡市駿河区)に併設する方針を固めた。児童生徒数増加に伴う既存校の狭隘(きょうあい)化を受けた措置で、2021年度一般会計当初予算案に調査費を計上する。

県立静岡視覚特別支援学校
県立静岡視覚特別支援学校

 県教委は、新校が知的と視覚の障害種が異なる学校の併設となることを踏まえ、早期の開校に向けて学校組織の形態や校舎の使い方、学校規模の在り方などの検討に入る。
 静岡市内では静岡北(葵区)、清水(清水区)の両特別支援学校で狭隘化が進行。特に静岡北の児童生徒数は、県教委が定めた施設規模260人を大幅に超過し、20年度は355人に達し、老朽化も深刻化している。このため、県教委は18年2月に策定した施設整備の基本計画に基づき、既存校のない駿河区を軸に設置場所の選定作業を進めていた。
 特別支援学校の児童生徒数は、障害への理解の広がりなどを背景に県内各地で増加している。20年度の幼稚部(視覚、聴覚障害のみ)から高等部までの幼児、児童生徒数は4998人で、10年度の4190人から約2割増えた。こうした状況を受け、県内では21年4月に新たな特別支援学校の本校として伊豆の国(伊豆の国市)、浜松みをつくし(浜松市北区)の2校が開校する予定。

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