五輪パラ自転車 知事、拠点整備に意欲 伊豆の首長と認識共有 

 川勝平太知事は19日、東京五輪・パラリンピック自転車競技の開催を機に伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(CSC)を全自転車競技の拠点「トレーニングビレッジ」として整備する事業に関し、関係機関と連携して具現化を目指す考えを表明した。同日開催された「伊豆半島地域サミット」のウェブ会議で事業概要を説明し、伊豆半島の10市町長と認識を共有した。

伊豆半島10市町長と川勝平太知事がウェブ会議で意見交換した地域サミット=19日午後、県庁
伊豆半島10市町長と川勝平太知事がウェブ会議で意見交換した地域サミット=19日午後、県庁

 川勝知事は世界的なスポーツの祭典が本県で開催されたレガシー(遺産)の創出を念頭に、自転車競技会場となるCSCをアスリートの練習拠点として機能させるとした上で「一般県民も利用できるトレーニングビレッジとして活用したい」と述べた。自転車競技のワールドカップ(W杯)誘致にも意欲を示した。
 トレーニングビレッジについては、県やCSCの運営法人、競輪・オートレースの統括機関のJKAなどでつくるレガシー推進委員会が構想を練ってきた。実現すれば、トラック、マウンテンバイク(MTB)、ロード、BMXの全自転車競技種目に対応した国内唯一の拠点になる。
 サミットに参加した伊豆市の菊地豊市長は、もう一つの自転車競技会場となる小山町の富士スピードウェイを含め県東部地域が一体となったレガシー創出が重要だと指摘し「自転車を活用した地域づくりは将来を見越した事業。総力を挙げて取り組みたい」と意欲を示した。新型コロナウイルス感染症対策に万全を期し、収束後は自転車を核にした観光振興策を進める考えを強調した。

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