静岡県全検体の提出要請 厚労相、変異種確認受け【新型コロナ】

 静岡県内の20~60代の男女3人が英国で流行している変異種の新型コロナウイルスに感染していたことを受け、田村憲久厚生労働相は19日の閣議後会見で、静岡県での変異種の広がりの有無などを確認するため、県全域の陽性者の検体の全量提出を要請する考えを示した。静岡県での変異種の状況を「しっかり調査していく必要がある」と述べた。

記者会見する田村憲久厚労相=19日午前、厚労省
記者会見する田村憲久厚労相=19日午前、厚労省

 田村氏は「それぞれの衛生研究所などの対応や民間などからは検体がなかなか集まらないという問題もあり、実際に全てできるかは分からないが、できるだけ静岡県内全体の検体を多く提出いただければありがたい」と説明した。
 一方、静岡県での変異種の拡大予防のため、緊急事態宣言が発令さている地域のような厳しい行動制限を求める必要性については「今のところ緊急事態宣言を出すような考え方は出てきていない」と現時点では否定的な見解を示した。今回の3人からの変異種の広がりが見られていないことや、県内全体のコロナの感染状況を理由に挙げた。
 県民に対しては「変異種であろうと、従来種であろうと感染防止策は変わらない。今まで以上に手洗いや消毒、マスク着用などを徹底してほしい」と呼び掛けた。

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