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3月の市議選前に抗原検査 自民党静岡市議団【新型コロナ】

(2021/1/19 06:45)

 任期満了に伴う静岡市議選(3月19日告示、28日投開票)に向け、市議会最大会派の自民党市議団は18日、感染拡大防止のため、所属議員全員が新型コロナウイルスの抗原検査を受けることを決めた。健康管理を徹底することで議員活動に対する市民の不安を払拭(ふっしょく)する狙いがある。コロナ禍で迎える市議選を前に、立候補予定者は前例のない対応に追われている。
 同市議会は昨年12月、感染症対策に配慮した議員活動を申し合わせた。これを受け、自民は独自の基準を協議。抗原検査のほか、電話やメールの利用でなるべく人との接触を避け、屋内での大規模集会を禁止することを決めた。抗原検査は告示の1カ月前に当たる2月中旬に実施する。
 市議選の年は各会派とも、年明けから後援会の入会を依頼する活動などが活発化するのが通例だった。しかし、今年は様相が大きく異なる。現職の多くが戸別訪問を控え、自治会や各種団体とのミニ集会も自粛している。
 自民のベテラン議員は「今年は新年会もなく、地元の人と顔を合わせる機会がない。後援会活動が全くできない状況」と頭を抱える。会派で抗原検査の予定はないという公明党の議員は「1対1の対話を大切にしてきたが、極端に人と会う機会が減った」と影響を懸念する。
 年明けから後援会事務所を開設する動きは本格化しているが、通常通りにはいかない。前回選より10日ほど開所を遅らせた連合系議員は「事務所開きを盛大にやれない。集まる人は前回の半分以下に減らす」と話す。
 ただ、ベテラン議員の1人は「感染対策も結局、アピールでやっているところもあるのでは。本人が動かなくても、後援会の人が戸別訪問しているという話も聞く」と自民の対応に冷めた見方を示した。

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