公開の静岡県会議で議論を 知事、JRに「住民理解大事」【大井川とリニア】

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、静岡県の川勝平太知事は「国土交通省の専門家会議が終わった時点で即、工事というのは困る。大事なことは地域住民の理解を得ることだ」と述べ、流域住民に公開された県有識者会議の議論を経ないで着工しないよう、JR東海にくぎを刺した。
 国交省は県と事前に約束した専門家会議の「全面公開」を守らず流域住民に議論を公開していないが、県有識者会議は公開されている。川勝知事は「国交省会議の検討結果を県の会議に持ち帰り、JR東海を迎えて公開で議論するのが次のステージだ」と述べた。
 2014年の事業認可時に太田昭宏国土交通相(当時)は「地元住民等への丁寧な説明を通じた地域の理解と協力を得ること」をJR東海に求めた。同社の金子慎社長は昨年12月の記者会見で国交省会議に関し「水の問題についてひとくくりができた時に(流域市町と)意見交換しながら話をしていきたい。一つの区切りになる」との認識を示している。

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