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女性の起業、伴走型支援で成果 清水町、限定セミナーも

(2020/12/30 14:45)
ウェブサイトで成果を上げる方法を学んだ女性限定セミナー=清水町地域交流センター
ウェブサイトで成果を上げる方法を学んだ女性限定セミナー=清水町地域交流センター

 清水町と町ゆうすい未来機構が行う起業支援事業で、女性による創業が成果を挙げている。2017年度の事業開始から20年12月までに創業したのは16人で、このうち10人が女性。関係者は伴走型支援や女性限定セミナーなどの効果を強調し、「今後も寄り添った取り組みで応援する」とさらなる支援態勢の強化を図っている。
 同機構によると、20年度の起業相談窓口の利用者は12月時点で過去最多の81人に上り、相談者の約7割が女性という。18年度から始めた女性限定セミナーは3年目を迎え、3人の受講生が新たな挑戦を始めている。
 19年度のセミナーに参加した山本奈菜さん(41)は20年2月にバルーンアート事業を立ち上げた。「起業に前向きな女性と交流し、漠然とした憧れが明確になった」。目標に向かって進む楽しさを説明する。
 12月中旬に町地域交流センターで開いた同セミナーには、30~60代の女性12人がウェブサイトで成果を上げる方法を学んだ。武笠和枝さん(65)は「まさにホームページ作成に挑戦していた。起業に向け刺激になった」と話し、起業を目指す女性と交流を深めた。
 町商工会も創業を目指す人たちを支援する。商工会館のオフィスを貸し出し、入居者の事業が軌道に乗るまで専門家や経営指導員がサポートを行う。
 同機構は起業を考える女性と起業した女性の交流会を企画するなど女性が取り組みやすい環境整備を進める。担当者は「女性は気軽に相談できる仲間を探している。横のつながりを作る機会にしてほしい」と話す。

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