袋井に産業革新センター 市と静岡理工科大、2021年春開設

 袋井市と静岡理工科大(同市豊沢)は来年4月、商工団体や金融機関と連携し、地元中小企業の成長を支援する「ふくろい産業イノベーションセンター」を同大に開設する。設置に向けた基本事項に関する合意書の調印式が10日同大で開かれ、関係機関が連携していくことを確認した。

「ふくろい産業イノベーションセンター」の設置に向けた基本事項に関する合意書に調印した原田市長(左)と野口学長=袋井市の静岡理工科大
「ふくろい産業イノベーションセンター」の設置に向けた基本事項に関する合意書に調印した原田市長(左)と野口学長=袋井市の静岡理工科大

 企業の技術課題の解決支援や産業イノベーションの喚起、同大のノウハウを活用した研究開発の推進が目的。専属のコーディネーターや推進員を配置し、企業を個別に訪問することで課題を掘り起こす。人材育成にも取り組む。センター長には、産学官に精通する滋賀医科大特任教授の小笠原敦氏が就任予定。
 市と同大はこれまで「市産学官連携推進協議会」で企業支援に対応してきたが、より積極的な支援を可能にするため、昨年12月からセンター開設へ協議を進めていた。
 合意書では市がセンターを設置し、同大に運営を委託することを明記。今後は取り組み方針などの調整を進める。
 調印式には原田英之市長や野口博学長、小笠原次期センター長らが出席。原田市長は「将来、市民が誇りに思うような組織を目指したい」とあいさつし、野口学長は「地域貢献に力を尽くす」と述べた。

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