静岡新聞NEWS

大都市の制度設計、法整備 川勝知事「速やかに」 全国知事会

(2020/11/21 09:15)

 川勝平太知事は20日に首相官邸で開かれた政府主催の全国知事会議で、持論の「静岡型県都構想」実現に必要となる大都市地域特別区設置法の人口要件緩和などに触れ、「政府には大都市の制度設計に関わる所要の法整備を速やかに進めてほしい」と要望した。
 知事は大都市法に基づいて1日に行われた「大阪都構想」の住民投票後のコメントでも県都構想の実現に強い意欲を示していて、改めて政府へ環境整備を働き掛けた格好だ。
 会議の中で知事は、「地域住民が地域の実情に応じた行政の仕組みの選択肢を持てる」と大都市法の意義を強調。一方、人口200万人以上が要件となるため対象の政令市が限られているとし、「大都市の二重行政の原因は仕組みにあり、人口の大小によるものではない。全ての政令市に適用できるよう(法改正に)着手をお願いしたい」と訴えた。
 指定都市市長会が提案している「特別自治市」の制度創設に関しても、「速やかに法制化を」と主張した。
 これに対し、武田良太総務相は「(大都市法の)人口要件緩和は法律の成立経緯も踏まえた議論をしていかなければいけない」と指摘。二重行政の解消に向けて、まずは既存制度を活用していくよう求めた。大都市制度の見直しについて「政府として検討すべき課題にはしっかり対処していく」とも述べた。

静岡政治の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿