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車でテレワーク提案 浜松市と3社連携 市、駐車場整備に意欲

(2020/11/4 08:35)
車内後部に作業スペースを確保した軽ワゴン車=3日午前、浜松市西区の弁天島海浜公園
車内後部に作業スペースを確保した軽ワゴン車=3日午前、浜松市西区の弁天島海浜公園

 車と駐車場を活用したテレワーク実証実験を展開予定のスズキなど3社と浜松市は3日、浜松市西区の弁天島海浜公園で企業や報道機関向けの車両公開イベントを開いた。スズキは社内外に作業スペースを確保したテレワーク提案車3台を展示し、市は今後の駐車場整備に意欲を示すなど、コロナ禍での新たな働き方を浜松から官民連携で提案する姿勢を強調した。
 実証実験では、同公園とJR浜松駅周辺の駐車場に外部電源を確保し、利用者にエンジンを切った状態で車内を仕事場として使ってもらう。全国的にも珍しい取り組み。運営主体の3社と市以外に、地元企業を含む5社が11月末以降、実験に参加する予定。
 スズキは座席を折りたたんで車内後部に机やヒーターを置いた軽ワゴン車や、荷台に大型モニターを置いた軽トラックなど、“オフィスカー”に改装した3台を紹介した。鈴木俊宏社長は「異業種との連携も生かし、モビリティ(乗り物)を通じて新しい働き方を発信したい」と述べた。
 鈴木康友市長は「車の街浜松ならでの取り組み。実験だけでなく社会実装に向け、電源や通信環境を備えた駐車場整備を全力で支援したい」と応じた。
 会場には市内外のベンチャー企業経営者らが訪れ、車両を見学した。実証実験運営組織の代表を務める杉浦直樹さん(45)=中区=は「車で移動しながら自由に働ける環境ができれば、浜松への移住希望者にも訴求できる。中小企業の働き方の変革にもつながるはず」と意気込む。

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