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「不登校増えた」25% コロナ禍、学校現場に影 静岡県教組調査

(2020/10/24 09:15)
静岡県教職員組合が実施した緊急実態調査の結果(抜粋)
静岡県教職員組合が実施した緊急実態調査の結果(抜粋)

 静岡県教職員組合はこのほど、静岡県内の市町立小中学校で9、10月に行った新型コロナウイルスの影響に関する緊急実態調査の結果をまとめた。「子どもの不登校や保健室登校が増えた」との回答が全体の25・4%あったほか、感染症対応で「心身の不調を訴える教職員が増えた」とする回答も28・8%に上った。
 9月15日~10月5日にウェブアンケートを実施。組合員が学校単位で組織する分会を対象に、学びの保障や校内の消毒作業の実施状況など7項目の17問に回答してもらった。分会746カ所のうち74・5%の556カ所が回答した。
 学習指導での困難を複数回答可で聞いたところ、「音楽などでの飛沫(ひまつ)感染対策」が90・6%で最多、次いで「対話活動やグループ活動がしにくい」の90・1%、「体育などの接触を減らす指導」と「校外学習に行きにくい」がそれぞれ84・5%で続いた。
 学びの保障で「夏休みの短縮」をした学校は96・6%に上り、「行事や課外活動の削減」も87・9%、「学習内容の重点化」は78・2%が取り組んだ。来年度以降も実施すべき対応として68・3%が「学習内容の重点化」、53・8%が「行事や課外活動の削減」を挙げた。
 校内の消毒作業を中心的に担う人材を尋ねたところ、教室は担任が84・2%、児童生徒用トイレは養護教員が59・5%で最も多く、県教委が配置するスクールサポートスタッフなどの支援要員が中心になったとの回答は約2割にとどまった。
 県教組は「サポートスタッフは配置時間が限られ、消毒作業を行う放課後に確保できていない学校もあるのでは」と分析している。

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