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大型客船の清水寄港9回予定、11月から年度内 静岡県、コロナ対策を徹底

(2020/10/22 08:18)
クルーズ船の清水港寄港スケジュール
クルーズ船の清水港寄港スケジュール

 清水港を管理する県は21日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い運航が見送られてきたクルーズ船について、感染防止策を徹底した上で、国内を巡回する船に限定する形で同港に受け入れると発表した。11月4日の「飛鳥2」を皮切りに、来年3月までの本年度内に9回の寄港を予定している。
 清水港へのクルーズ船の寄港は昨年12月以来、11カ月ぶり。官民で連携して誘客活動を展開した結果、昨年の寄港数は最多の41回で4分の3は海外からのクルーズ船だった。今年は2月時点で70回を見込んでいたが、予定された寄港はコロナ禍で全て中止された。県は静岡市と連携して感染対策を徹底した上で、全国の感染状況などを踏まえて慎重に受け入れを進めていく。
 クルーズ船を巡っては横浜港に停泊していた「ダイヤモンド・プリンセス」の集団感染などを教訓に業界団体が指針を策定済みで、寄港するクルーズ船は定員を半分にし、事前に乗船客全員のPCR検査などを行う。一般市民の岸壁への立ち入りは制限し、乗船客と港湾従事者は動線を分離する。
 寄港時には乗船客向けに本県の土産物を物販するブースを岸壁に設ける。希望者の寄港地観光は三保松原や東海道広重美術館を巡る観光バスツアーを用意するが、バス定員は半分程度とし、乗下船時の検温やバス車内の消毒などを実施する。歓迎式典は行わない。
 県港湾振興課の吉村正憲課長は「本格的な運航再開には、まず感染者を出さないことが重要。寄港地の人に安心感を持ってもらうため対策を徹底し、全国の感染状況を見ながら弾力的に対応していく」としている。

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