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次期衆院選、静岡県内26人出馬予定 静岡5区は全国注目

(2020/10/21 11:55)
衆院選静岡県内立候補予定者
衆院選静岡県内立候補予定者

 次期衆院選に向けて、静岡県関係では10月20日現在、県内八つの小選挙区と比例東海ブロックに現職14人、元職4人、新人8人の計26人が出馬する見通しとなっている。野党統一候補の調整など、今後の動向によって人数が変動する可能性もある。
 県内8選挙区のうち、旧民進系から自民会派入りした無所属細野豪志氏(静岡5区)と、自民吉川赳氏(比例東海)の現職同士がぶつかる静岡5区は全国でも注目の選挙区になる見込み。立民新人の小野範和氏も食い込みを狙う。立民新人、国民元職が出馬表明する静岡1区は野党間の調整の行方が焦点になる。

 ■複数選挙区、激戦見通し 突然の解散も想定
 衆院議員の任期満了まで残りあと1年となる中、県内八つの小選挙区の立候補予定者は突然の解散総選挙も想定し、態勢の構築を急ぐ。全国的な注目を集めている選挙区もあり、激しい攻防が予想されている。
 静岡5区は自民党会派入りした無所属現職の細野豪志氏(49)=同区=、自民現職の吉川赳氏(38)=比例東海=、立憲民主党新人の小野範和氏(47)の出馬が見込まれる。細野、吉川両氏の過去3度の対決はいずれも細野氏に軍配が上がったが、細野氏は2017年の前回選後に希望の党から曲折を経て自民会派入りした影響がどう出るか。吉川氏は悲願の選挙区初勝利を目指す。
 6区では立民現職の渡辺周氏(58)=同区=と自民現職の勝俣孝明氏(44)=比例東海=が激突する。勝俣氏は渡辺氏に選挙区3連敗中だが、前回選は631票の僅差だった。渡辺氏は国民民主党から立民に移って初の選挙。無所属新人の大嶽創太郎氏(38)も出馬を表明している。
 3区は自民現職の宮沢博行氏(45)=同区=と立民元職の小山展弘氏(44)による激戦が予想される。小山氏は前回、希望の党の公認を得られず、別の同党公認候補を立てられて苦杯をなめた。14年の前々回選以来の返り咲きを期す。
 1区は5氏の出馬が見込まれ混戦模様。法相の自民現職上川陽子氏(67)=同区=に対抗するには野党一本化が必須とみられ、立民新人の遠藤行洋氏(58)、国民元職の高橋美穂氏(55)の調整が注目される。無所属現職の青山雅幸氏(58)=比例東海=は日本維新の会の公認を目指す。共産元職の島津幸広氏(64)も名乗りを上げている。
 このほか2、4区は現職に複数の新人が挑む構図。7区は現職同士が激突し、8区は現職同士の争いに元職が絡む見込みで、いずれも息の抜けない選挙戦になる見通し。

 ■衆院選県内立候補予定者
 ▽1区
 上川陽子  67 自民現(6)
 青山雅幸  58 無所属現(1)
 遠藤行洋  58 立民新
 島津幸広  64 共産元(1)
 高橋美穂  55 国民元(1)
 ▽2区
 井林辰憲  44 自民現(3)
 福村隆   57 立民新
 鈴木千佳  49 共産新
 大池幸男  65 れいわ新
 ▽3区
 宮沢博行  45 自民現(3)
 小山展弘  44 立民元(2)
 ▽4区
 深沢陽一  44 自民現(1)
 中村憲一  46 維新新
 田中健   43 国民新
 ▽5区
 細野豪志  49 無所属現(7)
 吉川赳   38 自民現(2)
 小野範和  47 立民新
 ▽6区
 渡辺周   58 立民現(8)
 勝俣孝明  44 自民現(3)
 大嶽創太郎 38 無所属新
 ▽7区
 城内実   55 自民現(5)
 日吉雄太  52 立民現(1)
 ▽8区
 塩谷立   70 自民現(9)
 源馬謙太郎 47 立民現(1)
 平賀高成  66 共産元(1)
 ▽比例東海(単独)
 大口善徳  65 公明現(8)

 【表の見方】氏名、年齢、党派、現職・元職・新人の別、当選回数。(10月20日現在) 

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