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マスク、手袋…「コロナごみ」 静岡県、削減へ清掃経費補助

(2020/9/25 10:00)
増加するマスクなどの「コロナごみ」。県は削減に向けて民間団体の清掃活動経費を補助する=8月、浜松市南区
増加するマスクなどの「コロナごみ」。県は削減に向けて民間団体の清掃活動経費を補助する=8月、浜松市南区

 新型コロナウイルス感染拡大に伴って増加し、社会問題になっているマスクや手袋などの「コロナごみ」の削減に向け、静岡県は民間団体などが行う清掃活動の経費を補助する取り組みを始める。環境に配慮した新しいライフスタイルを提案する動画を制作し、情報発信も強化する。一般会計9月補正予算案に事業費1千万円を計上した。
 県によると、コロナ禍で不織布マスクや手袋、テークアウト用の容器などのごみが各地で増加している。こうしたごみにはプラスチックが含まれ、河川や海などに分解されないまま残されるという。
 こうした状況を踏まえて県は、NPOや企業、自治会などの団体がプラスチックごみの清掃活動を行う際、用具などの経費を上限10万円まで補助する制度を新設する。40~45件程度の活動への支援を想定し、既に実施している「海洋プラスチックごみ防止6R県民運動」の活発化にもつなげる狙いだ。
 浜松市の遠州灘海岸の環境美化活動に取り組む浜松の海を守る会の清水浩利代表は「最近は捨てられたマスクの漂着物が目立つようになった。一人一人が社会問題として認識してほしい」と強調する。
 新しいライフスタイルの動画は、ごみの捨て方や在宅勤務などのテーマごと、環境に配慮した取り組みを提案する。30秒から1分の動画を10本ほど作成し、SNSやイベントを通じて発信する。大学生の協力を得て、若者の目に留まるアイデアを盛り込む意向だ。
 地球温暖化対策アプリ「クルポ」を活用し、清掃活動への参加などを通じてためたポイントで地場産品の商品がもらえる取り組みも展開する。

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