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立民と国民動き活発、“乱立”1区調整難しく 衆院静岡県内選挙区

(2020/9/20 08:46)
解散総選挙をにらみ週末の中心街で街頭活動をする静岡1区の立候補予定者=19日午後、静岡市葵区
解散総選挙をにらみ週末の中心街で街頭活動をする静岡1区の立候補予定者=19日午後、静岡市葵区

 早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、菅政権発足と時を同じくしてスタートした新たな立憲民主党と国民民主党の立候補予定者が県内でも動きを活発化させている。特に現時点で現職、元職、新人の5氏による乱立模様の選挙戦が予想される静岡1区では、立民、国民双方が擁立の構えを崩さず、支持拡大に必死だ。新政権発足で入閣した自民党現職に対抗するには野党間の候補者調整が必須とされるが、選挙戦の最終的な構図は見通せない。
 静岡県内八つの選挙区のうち、立民は1、2、3、5、6、7、8の7選挙区に現職、元職、新人の立候補者を抱え、国民は1、4区に元職、新人を擁立する方針。競合しない2~8区は両党の間ではこのまま候補者が一本化される可能性が大きいが、1区の調整は難航するとみられている。
 立民から1区での出馬を目指す新人遠藤行洋氏(58)は候補者調整は「党本部マター」としつつ、一本化が望ましいとの認識を示し「自民と立民の一騎打ちに持ち込めれば、いい勝負ができるはず」と意気込む。4連休中は党の機関紙を商店街で配布する。有権者一人一人との対話に力を入れる考えだ。
 国民の元職高橋美穂氏(55)は「野党のほかの候補者を気にしても仕方がない。自分の信念を貫きたい」とし、出馬に意欲を燃やす。19日は静岡市葵区の繁華街で街頭演説し「足の引っ張り合いをするのではなく、政策を提案する野党を目指す」と強調した。「少しでも露出を増やしたい」と懸命だ。
 対する自民現職の上川陽子氏(67)。菅内閣で3度目の法相に起用され、陣営幹部の静岡市議は「本人抜きで選挙を戦う覚悟はできている」と話す。「これまでの法相の仕事を評価する声は地元でも多い」との見方を示すが「そうした評判と選挙は別。後援会を中心にすべきことをする」と気を引き締めた。
 一方ほかの野党は、共産党から比例重複で出馬する元職島津幸広氏(64)が19日、静岡市内で街頭演説し「自公政治を切り替え、希望ある政治を」と訴えた。党県委員会は野党共闘に前向きだが「他党との話し合いはこれから」(山村糸子県委員長)だ。無所属の現職青山雅幸氏(58)は日本維新の会公認を目指す。ポスターの張り替えを進め、インターネットでの発信も強化している。

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