室伏次期スポーツ庁長官(沼津出身)抱負 感動呼ぶスポーツ界に

 2004年アテネ五輪の陸上男子ハンマー投げ金メダリストで、スポーツ庁長官就任が決まった室伏広治氏(45)=沼津市出身=が11日、都内で報道陣の取材に応じ、「スポーツ界に育ててもらった経験が、社会の役に立てられるとしたら素晴らしい。感動していただけるスポーツ界を目指したい」と抱負を語った。

スポーツ庁次期長官への就任が決まり、意気込みを語る室伏広治氏=11日午後、東京都中央区(代表撮影)
スポーツ庁次期長官への就任が決まり、意気込みを語る室伏広治氏=11日午後、東京都中央区(代表撮影)

 就任は10月1日付。日本のスポーツ行政を束ねる重責に「心身共に健全に心と力を寄せていきたい」と意気込み、競技力向上や選手の育成支援に加え、スポーツを通じた教育、人々の健康面への貢献に意欲を示した。
 職責はハンマー投げの約7キロの鉄球より重いかどうか問われ、「はるかに重いが、皆さんの力を借りながら精いっぱいやっていきたい」と笑顔で答えた。
 日本オリンピック委員会(JOC)や日本陸上競技連盟の理事、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会スポーツディレクターなどの公職は退き、長官職に専念する。東京五輪・パラに向けては「組織委でオールジャパンで取り組んできた経験を生かしたい」と話し、「めったにない自国開催を契機に、スポーツ実施率や運動に対する意識の向上に取り組みたい」と力を込めた。

 ■「沼津市の誇り」 市長コメント
 出身地沼津市の頼重秀一市長は11日、同市出身で、アテネ五輪の陸上男子ハンマー投げ金メダリスト、室伏広治氏(45)のスポーツ庁長官就任が決まったことを受け、「沼津市にとって誇り。豊富な経験を生かし、スポーツ行政のさらなる発展を遂げられると確信している」とのコメントを出した。

いい茶0
メールマガジンを受信する >