菅氏支持7人 岸田氏3人 静岡県内国会議員意向【自民総裁選】

 安倍晋三首相の辞任表明に伴う自民党総裁選は8日告示される。菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の3氏が立候補し、安倍政権の路線継承か修正かを争点に選挙戦に入る。静岡県内同党国会議員は7人が菅氏、3人が岸田氏を支持し、石破氏への支持はない見通しだ。多くは所属派閥の意向に沿って動き、地方票の獲得に向け地元支援者や党員への働き掛けを活発化させている。

自民党総裁選に関する静岡県内国会議員の意向
自民党総裁選に関する静岡県内国会議員の意向

 静岡新聞社の7日の取材に対し、菅氏の支持は細田、麻生、竹下、二階の各派に所属する議員。細田派会長代理を務める塩谷立氏は「新型コロナへの対応や経済対策を考えると総合的に菅氏しかいない」と強調する。菅氏の選挙対策本部の常任幹事を担う竹下派の牧野京夫氏は「困難な状況の中で安定した政権を維持しなければならない」と述べた。
 無派閥の城内実氏は菅氏を支持し「無派閥グループで世話になった。コロナで有事なだけに危機管理能力が重要」と指摘する。
 一方、岸田氏を支持するのは岸田派の上川陽子氏と深沢陽一氏、吉川赳氏。3氏は5日に静岡市で岸田氏を招いた集会を開き、地方議員らに支持を訴えた。上川氏は「同じ政策集団で切磋琢磨(せっさたくま)してきた。考えを党員、国民に伝える」とした。
 石破氏は知名度が地方で高いことから、県内国会議員の1人は「県連が独自に行う党員投票で一定の支持を集めるのではないか」との見方を示した。

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