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清水庁舎移転「住民投票実施せず」決定的 条例案を否決

(2020/8/5 07:34)

 静岡市役所清水庁舎移転の賛否を問う住民投票条例案を審査する市議会臨時会は4日、総務委員会を開き、条例案を賛成2、反対5で否決した。7日の臨時会最終日の採決でも否決される見通し。5万2300人の市民が署名した直接請求による住民投票は、実施されないことが決定的になった。
 反対したのは市議会最大会派の自民党をはじめ、志政会、公明党の3会派。総務委で自民党の委員は、2017年に田辺信宏市長が同市清水区でタウンミーティングを行ったことを指摘し「市民に丁寧に説明している。事業プロセスや市民意見の反映に何ら問題はない」と住民投票の必要性を否定した。
 これに対し賛成した会派創生静岡の委員は、条例制定の請求に必要な法定数の約1万2千人を大きく超えた署名数から見ても、庁舎移転に対する住民合意は十分ではないと主張。共産党の委員は市が行った市民意見聴取で賛否は問うておらず、結論ありきだったと批判した。
 条例案は清水庁舎移転に反対する市民団体でつくる静岡住民投票の会が、今年1月から署名活動を展開し、先月、田辺市長に本請求をした。田辺市長は住民投票の実施に反対するとの意見書をつけ、条例案を市議会に付議した。

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