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リニア工事遅れの原因ただす考え 川勝知事、JR東海社長に 26日トップ会談

(2020/6/24 07:46)

 川勝平太知事は23日、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り26日に予定しているJR東海の金子慎社長とのトップ会談で、南アルプストンネル静岡工区の工事が遅れて2027年の開業目標の達成が危ぶまれている原因について、金子社長の認識をただす考えを明らかにした。同日の県議会6月定例会本会議で曳田卓氏(ふじのくに県民クラブ、沼津市)の代表質問に答えた。
 金子社長はこれまで「静岡工区の準備工事が6月中に再開できないと、27年中の開業は難しくなる」として知事との会談で工事に同意を求める意向を示している。川勝知事は答弁で、会談に当たって信頼関係の構築が重要だとの認識を示した上で「工事を遅らせている原因が本県のみにあると考えているのか、直接、金子社長に確認したい」と述べた。
 川勝知事は22日の定例記者会見で、「(JRの)水問題への認識が不足していた」と指摘。発言の背景には工事遅れの主な原因はJR側にあるとの思いがあるとみられる。
 答弁ではこのほか、トップ会談を前に行った大井川流域市町の首長らとの意見交換を踏まえ「命の水である大井川の水資源、世界に誇る南アルプスの自然環境を守っていくという(流域市町の)強い決意を金子社長にしっかりと伝える」と強調。工事に従事する作業員の安全確保のため、現場に通じる林道の早期整備も求めるとした。

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